日本ではまだまだ一般的では
ありませんが、WHOも注意喚起
していることも混じえて
今日はお話したいと思います。
たんぱく質を選ぶとき、
腸内環境を整えることを
考えるのであれば、断然、
✔︎オーガニックビーフ
✔︎オーガニックチキン
✔︎オーガニックポーク
を選ぶことが最短の近道です。
オーガニックビーフの場合、
さらに100%グラスフェッドを
推奨します。
なぜならオーガニック認証を
きちんと取得したお肉は
それだけで下記ポイントが
保証されているから。
・ホルモン剤不使用
・抗生物質不使用
・農薬不使用のエサ
・NON-GMOのエサ
・動物の生育環境・権利の保護
腸内環境への影響として
今日、注目したいのは上の二つ。
ホルモン剤や抗生物質は
化学物質であり、
腸内フローラや免疫、
解毒作用にも影響を与えます。
ホルモン剤は成長を促す物質。
抗生物質は一般的に”病気予防”と
言われていますが、実は
動物を”太らせる”作用もあるのです。
これは正しく、腸内フローラを乱す
ことで生じる現象。
米国の腸内環境ベストセラー博士
デービット・パールマター氏が
話している事をお伝えすると…
抗生物質を摂取すると、
人、動物関係なく、
腸内バランスが瞬く間に乱され、
良い細菌が死滅し、
いわゆる悪い菌である
”太る細菌”が増殖するのです。
したがって、抗生物質を
与えることにより、
より脂身のあるお肉を
つくることが可能になるんです。
ただ、最近になり、
この抗生物質の過剰使用には
大きな代償があることが判明しました。
WHOは、動物も人も、
直接摂取、間接摂取問わず、
抗生物質への耐性ができてしまう
ということに警笛を鳴らしています。
"Antibiotic resistance is one of the biggest threats to global health, food security, and development today."
"抗生物質の耐性は、人類にとって最も大きな問題の一つで、健康、食品安全、成長を脅かすものです”
人類にとって最も大きな問題の一つ…
WHOがここまで強調する背景は、
抗生物質が過剰使用されている現代、
それに対する耐性ができてしまい、
例えば本来治るはずの単純な病気も
治らなくなる危険性がある、
ということなのです。
食品産業大手のマクドナルドも
この事実を深く受け止め、
仕入れている食肉において
抗生物質の投与を削減すると、
アクションプランとともに声明を
出しています。
こちら↓に日本語記事もあります。
動物に投与する抗生物質が、
人間の健康までをも脅かす事を
考えながらお肉を選択している消費者は、
残念ながらまだまだ少ない日本。
実は、健康イメージがある
オージービーフも、日本に輸入される
お肉のうち約6割は抗生物質が使用されているんです。
事実、私が以前行っていたスーパーで
聞いてみたところ、抗生物質が
使われていました。
CMのイメージだけで
惑わされず、みなさん、日々
食べているお肉について
ぜひ調べてみてください。
スーパーの店員さんに聞けば、
時間は少しかかりますが
教えてくれます。
ただ、このような面倒な
情報収集を省いてくれるのが
オーガニック認証のついたお肉✨
下記、いくつかオーガニックの
お肉を扱っているスーパー、
飲食店やWebサイトになりますので、
ぜひチェックしてみてください♪♪
・東急ストアスーパー(プレッセ含)直営店(オーガニックビーフ)
・ビオセボン(オーガニックビーフ)
・クレヨンハウス(オーガニックチキン)
・Trunk Hotel 内レストラン Trunk Kitchen (渋谷・表参道エリア)
・aloft 銀座ホテル内レストラン The Warehouse (銀座)
・Horizon Farms (オンラインショップ)
サイト内にある「ボローデール」放牧豚は、オーガニック認証は取得してませんが、私も以前、オーストラリアの牧場を実際に見てきましたので、胸を張っておすすめできる豚肉ブランドです。二酸化炭素・メタンガスなどの排出を抑える「カーボンニュートラル認証」も取得。エサも含め、日本ではなし得ることのできないサステイナブル最高峰の豚肉です。
※緊急事態宣言中は営業時間の変動がございますので、行かれる際はご確認をお願いいたします🙇♀️
動物にも、人間にも、環境にも
優しいお肉を選んでいく習慣を
身につけていきましょう♪♪
ちなみに…
時々Veganをされている、動物の
生育環境や地球環境などを懸念されて
いる方にとっても、唯一選んで
いただけるお肉だと思っています☺️
With Love & Gratitude,
Satoko
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