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Satoko

サステナブルなお肉の基準

更新日:2023年5月3日


前回の投稿でご紹介した

「サステナブルなお肉の基準」

について一つ一つ解説して

いきたいと思います✨


⚫︎餌に農薬を使用していない

【環境保護】

動物の餌を育てる際に除草剤や

殺虫剤などの農薬を使用すれば、

土壌の生態系が破壊され

土自体の栄養もなくなっていく。

農薬により地下水も汚染される。


【健康】

私たち人間も、動物を通して

間接的に農薬を摂取することになる。


⚫︎餌に遺伝子組み換えを使っていない

【環境保護】

遺伝子組み換えの作物を作るには

強力な農薬が必要になる。

その他、一つ目と同じ理由。


【健康】

日本で育てられている家畜の

ほとんどが遺伝子組み換えの

大豆やとうもろこしを与えられている。

遺伝子組み換え作物はまた、

私たちの健康に悪影響を与える。

現に、遺伝子組み換え作物用に

使われる農薬が腸の病気や

リーキーガットを招き、さらに

自閉症などとの関連性が疑われている。


⚫︎牛や羊の場合、餌は100%牧草のみ

【環境保護】

オーストラリアなどのように

半乾燥地帯であれば虫がわきにくいため

農薬を使用することなく、またある程度の

雨量もあるため自然に草が生えてくる。

森林伐採など環境破壊につながる

穀物肥育のお肉は避けて、

グラスフェッドを選ぶ。


【動物の健康】

草食動物には草を与えるべき。

穀物を消化できずに胃の病気に。

またサシをつけるために穀物を与えて

異常に太らせることで牛の健康を害す。


⚫︎ホルモン剤を使用していない

【環境保護】

アメリカ産などホルモン剤を投与

された動物の排泄物にはその

成分が残り、年月をかけ土に行き渡る。

土壌や地下水の汚染につながる。


【健康】

ホルモン剤は動物を早く大きくする

ために使用され、間接的に人間も

摂取することになる。

環境ホルモンの一つと

言われている。


⚫︎抗生物質を使用していない

【環境保護】

動物の病気予防や太らせるために

使用され、動物の排泄物に

その成分が残り土に行き渡る。

土壌や地下水の汚染につながる。


【健康】

間接的に人間も摂取する事になり

WHOも正式に注意喚起。

最近ではオーストラリア産で

残留が見つかったお肉もあった。

だからこそ抗生物質の使用を禁止

しているオーガニック認証のものが

一番安全。


⚫︎動物の生活環境が守られている

【動物の権利】

小屋などに入れられて身動きが

制限させられている状況ではなく、

のびのびと放牧させて

ストレスフリーな環境を

与えることが大切。


⚫︎動物の習性を大切にしている環境

【動物の権利】

鶏は止まり木に上る事が必要だし、

豚は鼻で土を掘ったり、

体を泥まみれにするのが大好き。

これらの行動ができないと

ストレスが溜まり異常な行動を

取るようになる。つまり動物の

メンタルヘルスに影響。


⚫︎カーボンニュートラル認証を取得している

【環境保護】

動物を育てることで二酸化炭素や

メタンガスなどの排出に。

それを相殺させる仕組みが

カーボンニュートラル認証。

きちんと企業責任として

オーガニック認証、かつ

このカーボンニュートラル認証を

取得している企業のお肉を優先して選ぶべき。


下記、カーボンニュートラル認証を

受けているお肉です。


・クリーバーズオーガニックビーフ

東急ストア、プレッセ等で販売されています。


・ボローデール放牧豚

オーガニック・ナチュラルなお肉の

オンラインサイト「ホライズンファームズ」

で販売。


その他、カーボンニュートラル認証は

ないけれど、オーガニック認証を

取得している鶏肉は、

「ホライズンファームズ」さんで販売の

ニュージーランドの「Bostock Brothers」

オーガニックチキン。


ラムは、トップバリュブランドの

オーガニックラムがおすすめです✨


地球環境、動物の権利、私たちの

健康のためにもお肉を食べるときは

サステナブルなものを選ぶ

習慣をぜひつけていきたいものです。


With Love & Gratitude,

Satoko

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